60歳のお婆ちゃんはウェブデザイナーになりたい!

もうすぐ還暦迎えます、今独学で勉強してウェブの仕事を探しています

WEBデザイナー修行中

60歳お婆ちゃんはデザイナー修行中

早いもので、もうお盆休みです。
畑で育てたトマトも収穫期に入りました。

My畑の収穫物

My畑の収穫物

山の中の田舎に住んでいるので、都会の会社には往復5時間近くかけて通っています。

f:id:kanrekijyosi:20200210141914p:plainお婆ちゃんのド素人ぶり

50歳前はデザイナーというとファッションデザイナーしか知りませんでした。
50半ばからwebデザイナーというものを知ります。
JavascriptPHPCMS、聞いたこともありません。要はドのつく素人です。

お婆ちゃんはデザイン学校や美大に行ってないので、本格的にデザインを学んだことはありませんでした。

先々月、デザイン会社に入社して基本のできていないお婆ちゃんは、えらく苦労しています。
文字組というものができてなかったんです。

この文字組というものは、デザイナーにとっては基本中の基本、これが出来なければ仕事になりません。
逆に文字組が出来れば余白使いも上手くなり、プロとアマの違いはここで決まると言っても過言ではないかも。

文字組とはタイトル、キャッチ、説明文など、どう並べるかという作業で、書体、大きさ、順序を考えて、より感覚的、自然に飛び込んで見えるよう配置する事です。

例えば下のテキストですが、加工無し(ベタ組み)と整形したものを並べてみました。

文字組

何をしたかというと、文字詰め、カーニング 、サイズ変え、ウェイト、長体を施しています。

文字組

フォントには一字ずつ仮想ボディというスペースを持っています。字の周りに余白があるんですね。
余白は文字によってそれぞれサイズが微妙に異なります。
PCは仮想ボディを基準にして並べますが、そのままだとスペースが不揃いに見えることがあります。

人間の目は違和感を感じると、ストップしてそのまますっ飛ばしてしまうんですよね。
読みづらいものとして。
広告としては致命的です。

ただし、見せるキャッチや見出しと違い、読ませる長文は基本ベタ組みです。均等配置、約物、禁則処理は設定しますが。
この辺の知識は本で読んで知っていましたが、実際組んでみると知識だけではどうにもなりません。

自分の目で判断して実務で積み重ねていかないと、身に付かないんです。

f:id:kanrekijyosi:20200210141914p:plain初心に戻って、と言うか初心者同様だけど

まずはPhotoshop2020(CC最新版)の使い方をちゃんと学ぼうと決意しました。

PSのガイド、整列、グリッドは今まであまり使ってきませんでした。バナー制作はほとんどIllustratorに任せっきり。
レイアウト機能は圧倒的にイラレが使いやすいので。

家でも練習しようと思いAdobeのサブスクを申し込むことに。
Adobe製品が全部使えるコンプリートプランはお高いので単体プランにしようとしたところ、フォトプランというものが目に止まる。

単体プランは2,480円/月なのに、フォトプランはLightroomとPSで980円/月。

単体プランとフォトプラン

何でPS単体より、Lrがついてる方がメチャメチャ安いの!?

もしやフォトプランのPSは簡易版のElements?

調べてみるとプロ仕様で間違いない。何でも昔のキャンペーンがそのまま残っているとか。
大きな違いは単体プランは月ごとの契約ができ、フォトプランは年間契約のみ。
またキャンペーンの名残なので、いつ無くなってもおかしくないそうで。
それにしても半分以下の金額って…

早速フォトプランでのお申し込み。
PSの最新版だけDL。
グラフィック編集ソフトは重たいのでPCの負担にならないよう必要なものだけセレクトします。

なんか最新版、嬉しいね。OSのVerも気にせず使えるし。

改めてインターフェースも一通り触ってみる。
まずはデフォルトのままだと使いずらいのでワークスペースを自分用に並び替えて保存。スウォッチやグラデも拡張。
オリジナルで作り貯めていたブラシ、スタイル、アクションも追加。

ツール周りは変わっても、グラフィック概念は変わらないので慣れるのに時間はかからないかも。
画像解像度(ppi)、プリント解像度(ppd)、色の加減法(RGB)、加算法(CMYK)、チャンネル、マスク、レイヤー属性、ここら辺は昔ながらと同じ 。

休日はPSとデザインの練習に当てています。合間に畑仕事。
直ぐに完璧にはなれないので、まずは修正回数を減らすことが直近の目標。
時代は変わってもデザインの基礎は変わらないので、ここはしっかり文字組と余白使いを習得することに専念します。